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ここ数カ月の状況から判断すれば、何も良いことは起きていない。40年前の内戦を経て権力を握った81歳のヨウェリ・ムセベニ大統領は晩年を迎える一方、息子のムホージ・カイネルガバ将軍はウガンダ国軍を掌握し、すでに父の玉座を手にしたかのように振る舞う度合いを強めている。
- ムセベニ氏は2024年、息子を軍のトップに据えた。52歳の将軍は今やX(旧ツイッター)で政敵を脅迫し、軍や与党、一族内に動揺を広げている。
- 1月の不正が指摘された選挙の後、ボビ・ワインは亡命し、キザ・ベシジェは刑務所で反逆罪に問われている。ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、6月中旬から7月中旬だけで少なくとも4件の不法な拘束があった。
- ムセベニ氏の衰えが進む中、粛清や5月のアニタ・アモング前国会議長の自宅軟禁、オドレク・ルワブゴへの脅迫が相次ぐなか、エリート層はより冷静な代替案として弟のサリム・サレハに注目している。

イラスト:タリニ・シャルマ
後継者として振る舞う息子
ウガンダの首都カンパラでは、あらゆる壁に貼られたポスターで二つの顔が目を引く。一つはつばの広い帽子をかぶった恰幅の良い人物で、黄疸を帯びたようなまなざしを向けている。もう一つは軍服に身を包んだ、より若く大胆な顔だ。前者は40年前の内戦を経て権力を握り、今や晩年を迎えた81歳のヨウェリ・ムセベニ大統領。後者は気まぐれな息子、ムホージ・カイネルガバである。
カイネルガバ将軍はウガンダ国軍を率いるが、父の玉座を渇望し、すでにそれを手にしたかのように振る舞う度合いを強めている。年長世代のウガンダ人は、その好戦性と残忍さに1970年代の悪名高い軍事独裁者イディ・アミンの面影を見る。彼の野心は軍や与党、さらには一族内にも動揺をもたらし、ムセベニ氏亡き後の暴力的な権力闘争への懸念をかき立てている。「我々の歴史は極端の連続でした。無政府状態か、真の全体主義かのどちらかです」と、ウガンダのノーバート・マオ法相は語る。そうした時代が再び訪れるのではないかと懸念するのは、彼だけではない。
ムセベニ氏は2024年、カイネルガバ将軍を国軍のトップに据えた。ただ、大統領が息子を後継者として育ててきたとしても、二人は際立って異なる。直接会うとムセベニ氏はカリスマ的な語り手だが、カイネルガバ将軍は寡黙なタイプだ。父は長広舌を好むが、息子はXでの品位を欠いた暴言で悪名高い。「近頃の私は猫のようにシラフだ」と彼は9月1日未明に投稿した。「女性は私から少なくとも10メートル離れる必要がある……彼女たちの安全のために」
深まる弾圧
部外者は時に52歳の将軍を、滑稽なほど思い上がったコネの二世と片付けるが、笑っているウガンダ人はほとんどいない。1月の不正が指摘された選挙でムセベニ氏が再選された後の弾圧のさなか、将軍は主要野党候補のボビ・ワインを殺害し去勢すると脅迫した。ワイン氏は身を隠し、現在は亡命中だ。もう一人の著名な野党指導者キザ・ベシジェは2024年にケニアの首都ナイロビで拉致され、それ以来収監されている。反逆罪で公判中の彼について、カイネルガバ将軍は絞首刑にすると公言している。7月の法廷審理では、ベシジェ氏が陳述中に倒れ、病院に搬送された。
将軍の略奪的な行為はここ数カ月で激しさを増している。7月には部下の兵士らが、カンパラの元市長でベシジェ氏の弁護人の一人でもあるエリアス・ルクワゴを拉致した。陸軍トップである将軍は、目隠しされたルクワゴ氏の写真をXに投稿し、自身の「地下室」にいると誇示した。ルクワゴ氏は後に反逆罪で訴追され、現在も拘束されている。ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、6月中旬から7月中旬だけで治安部隊が少なくとも4人の反体制派を不法に拘束し、数人は拷問を受けたとみられている。
ムセベニ氏のウガンダで弾圧が目新しいわけではない。だが、体制がより暗く、より専制的なものへと堕落しているとの感覚が広がっている。かつて国家は憲法上の正統性という体裁で虐待を取り繕おうとした。「今や我々が目の当たりにしているのは、凶暴で、居直り、あからさまな独裁だ」と、昨年逮捕・拷問され、現在は亡命中の弁護士エロン・キーザは語る。
こうした見方は野党に限らない。「我々が法律で約束していることと実際に起きていることの乖離は広がっている」と、マオ法相は認める。同氏によると、軍は明らかに体調を崩しているベシジェ氏への医療提供を拒み、その憲法上の権利を侵害している。大臣は治安部隊による拷問について信頼に足る報告も受けている。だが、カイネルガバ将軍は「法律が何と言おうと気にしない」とマオ氏は指摘する。「ナイル川に遺体が浮かぶイディ・アミン時代の水準にまで達したかどうかは分からない」と、別の政府関係者は語る。「まだそこまではいっていないと思う。だが、深刻な懸念事項だ」
粛清と一族内のライバル
この堕落を止める手立てはあるのか。ムセベニ氏は息子に後を継がせたいと明言したことは一度もない。過去には息子の行き過ぎた振る舞いの一部を抑え込んできた。だが、指導者は近頃めっきり衰えた。息子を抑える意思も能力も、ますます失っているように見える。
それが将軍を勢いづかせ、目の上のたんこぶやライバルを潰そうとする動きにつながっているようだ。5月には、かつては不可侵とみなされた有力な前国会議長アニタ・アモングを自宅軟禁に置いた(同氏はその後解放された)。複数の高級将校が粛清された。8月25日には将軍の部下が、大統領の座を狙っているとみられるムセベニ氏の娘婿オドレク・ルワブゴの側近を拉致した。「あの愚か者オドレクへの最後の警告だ」と将軍はXで激しく非難し、ルワブゴ氏を逮捕し、側近については殴り殺すか銃殺刑にすると脅した。
サレハという代替案
ムセベニ氏の宮廷にいくらかの正気を取り戻せるかもしれない唯一の人物は、大統領の寡黙な弟サリム・サレハだ。退役将軍のサレハ氏は陰の実力者である。甥の一部行動に当惑しているとみられ、ムセベニ氏を除けばカイネルガバ将軍が逆らうことをはばかる唯一の人物とされている。
王朝的な世襲を避けられないのであれば、ウガンダのエリートの多くはサレハ氏を大統領に望んでいる。サレハ氏は理性的で、民族問題でも比較的融和的とみられている。対照的に、カイネルガバ将軍は民族至上主義者として広く嫌悪されている。彼は自身の民族であるバヒマを「特別な種」と呼び、他の集団を粗野な人種的蔑称で貶める。多くのウガンダ人は、隣国ルワンダとの緊密な関係にも疑いの目を向けている。将軍は自分には二人の叔父がいると好んで語る。サレハ氏と、ルワンダの実力者ポール・カガメ大統領だ。「どちらの叔父が最終的に教え子により大きな影響を与えることになるのか」と、政府関係者は問いかける。
サレハ氏が何を望んでいるのかは不明だ。キングメーカーの立場にとどまることを好むとみる向きもある。体制内で危機が起きた場合には介入し、必要とあれば自ら権力を握ると考える者もいる。「ラウル・カストロのシナリオは絵空事ではない」と、政権に通じた観察者は語る。
カイネルガバ将軍がどう反応するかは誰にも分からない。いざとなればウガンダ国軍の大半はサレハ氏側につくとみる向きが多い。だが、国境を越えた先にいるカガメ叔父は、事態をどう運ぶべきか独自の考えを持っているかもしれない。サレハ氏と将軍は親密だとされ、両者が衝突するとは想像しがたい。だが、これほど大きな権力がこれほど少数の手に集中しているとき、一つの家族内の争いだけで国全体が不安定化しかねない。■
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